遠い山嶺の頃は、積雪に覆われているので大雪といいます。北風が吹きすさび、平野でも雪が降りはじめる頃です。
 大輪の真っ白なカサブランカの花を雪に見立てて、古木、ベアグラスを取り合わせ、大雪の花とします。
 太陽の高さが最も低い時、昼が最も短く、夜が最も長くなります。この頃から寒さも一段と厳しくなり、本格的な冬将軍の到来の季となります。冬至南瓜を食べる習慣があったり、柑橘類の皮を入れて入浴したりして、健康に気配りする日でもあります。
 家族団欒の中、早咲きの木瓜の花と椿をあしらって、冬至の花とします。